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2010年8月 5日 (木)

◆「We’re the Mother of Meatloaf!」 スーパージャンキーモンキーDVD発売記念LIVE@SHIBUYA CLUB QUATTRO 8/3

忘れられない夜となった。

何が素晴らしかったって、それは、ファンの人たち。あああ。素晴らしいよと、思いながら、眺めていた。

あっという間なんだよね。10年や20年って。だけど、そのあっという間に、なんだかいろんなコトが起きて、新しく人と出会い、そして、別れ、そんなことで続いていく。で、いつか終わる。そういう風に人生は出来ている。

今、この一瞬を燃え尽きんと生きている姿。最高でした。ここに集まった人たち。

あんまりこんな言葉簡単に使いたくないが。やっぱり、「愛」が溢れていたと、思うのだ。幸せだった。

昨年、泥酔してしまい、記憶に残っていない復活ライブ@リキッドルーム。その日の録画をDVD発売してくだって、それがあんまり良かったことが、更に、自分というパズルのピースが欠けてしまっているのを認識させていた。神様が、ならばもう一度と、見せて下さった今日のライブだったのだ。

◆「We’re the Mother of Meatloaf!」
スーパージャンキーモンキーDVD発売記念LIVE
@SHIBUYA CLUB QUATTRO 8/3
(出演順)
■ opening guest:BO-PEEP(見れず)
■ Buffalo Daughter
■ SUPER JUNKY MONKEY

対バンのバッファロー・ドーターがクールで熱い、ものすごくいい演奏をした後だけに、どんな印象のライブになるのだろうと、少し心配した。つくりこまれた新作CDもすごく良かった、まさに現役のバッファロー・ドーターを対バンに据えてのライブってところに、ものすごく潔さを感じていたのだけど、想像以上に、バッファロー・ドーターが素晴らしかったのだ。実に、2010年の音楽だった。よかったっ!!

ところが、そんな心配は、まったく杞憂で、今夜は、「SJMの夜」になった。ギター、ベース、ドラムス&ヴォーカル、混じりっけのないシンプルな編成で、分厚く多彩な音の太い流れが押し寄せてくる。一昨日に聴いたノイズのイヴェントで覚醒された耳の機能が、再び全身に何かを染み渡らせてくれるような体験となった。すごい。しかも、サウンドの骨格は、10年以上前に建ったものなのだ。圧倒的に「新しい」ことに、感動する。

かわいしのぶさん、メチャメチャかわいくて、すごくて、いやあ、カッコよかった。あなたは、あなたという人は、なんてすばらしいのですか!(しのぶさんのホットパンツと美脚は、私のいたところからは望めず、あとで写真を見るのをたのしみに。)Keikoさんのヴォーカルも、むつみさんが降りてきたような大迫力。そして、つつさん!おふたりが音楽から現在離れているのが信じられないくらいの現役バリバリ感だ。

それにしても、なんなのだろう?
彼女たち3人が音を出してからの、この圧倒的な高揚感は?

・・・それは、やはり、愛なのだ。

待った時間。
失った時間。
もう取り返せない時間。
そういう時間に育まれた愛が、彼らの演奏中、会場を覆っていた。
感動的でした。

俺は、小沢健二のひふみよツアーで、歌い、(ドアノックダンスなど)振りつきで踊った。それは、そういう諸々をひっくるめ、待っていた13年間だったから。そして、同時に、11年前に亡くなってしまった青木達之の不在が、歳月の流れを強く感じさせた。むつみさんが亡くなったのが99年。青木達之も、同じ年に亡くなったのだった。我々には、同じように、そこからの11年が過ぎたのだ。

大切な人の死は、絶望的なことだけれど、新たな人間の絆を紡ぐこともある。その方向に作用したときは、堅く堅く働くのだ。・・・このことを思うと、俺たちは、これから、もしかしたら自分が死ぬよりつらいような、大切な人の死に、何度も向かい合う羽目になるのかもしれないのだが、そうだったとしても、時間が、失ったという事実が、何かを産んでくれるのだと、そうすることで、その大切な人は、今この世にいなくとも、「生きている」ことを実感できるのだと。そう、俺たちは、知っている。今年、「ひふみよ」とSJMの今日のライブ、この二本のライブは、それを教えるものだったから。むつみさんは、今日も、ここに「いた」のであるから。ひふみよに青木が「いた」ように。

昨年のSJMの復活ライブは、まさに、そのように、不在と休止と、あり得ないような復活と、そして、不在であるが故に、圧倒的に「在」であるという状況が作り出され、そのこと、誰もが分かち合っているから、どんなに暴れても、じつは「あたたかい」夜になっていたのだと、想像する。今夜も、また、そうだった。一度きりと思われた昨年の復活ライブ。今年も、フジロックに続き、もう一日だけ、この祭りが、開催されたのだ。それは、ある意味、10年ぶりの復活以上に、奇跡的なことだったようにも思える。

だから、昨年は、自分も前の方で暴れたのだけど、今年、往年のファンの人たちの弾け方、凄まじいまでの暴れっぷりを見て、ああ、今夜は何より、まずはこの人たちの為の夜だと、そう感じ、私は、やや後ろに下がって、それでも熱くなりながら、音楽と会場の熱気とを堪能した。

ちなみに、僕は、往年のSJMのファンではない。新しいファンなのだ。むつみさん在籍時のライブを見ることはかなわなかった。2年ほど前、渋谷毅さんの「しぶやさんといっしょ!」でベースを弾き歌うかわいしのぶさんのファンになり、そこからたどって聴いていくようになった。しのぶさんのおかげで、大好きになった方々が、僕には何人もいる。長見順さん、グレイスさん、水谷紹さん、そして、柴草玲さんだ!人間のなにかを紡ぎ、結んでいく力が、しのぶさんにはあるのだろう。「柴草玲のイヌラジ」を我が社が提供させて頂くようになったのも、昨年の3月3日「マドモアゼル玲とシノブプレ」公演をきっかけに、しのぶさんに頂いたご縁なのだ。本当に、ありがたく思っている。

しのぶさん。これからもよろしくお願いいたします。

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